夏休みも終盤に差しかかり、転校まであと一週間となったある日、事件が起こった。 私は荷造りと手続きに追われ慌しい日々を送っていた。 ここ数日 長男はA君の事を忘れてしまったかのようにA君宅に近づかなくなっていた。 他の友達と遊んでるようで東京最後…
中学3年になった長男は勉強もせず、塾もサボりまくりで当然成績は低空飛行だったが、進学を考える時期になっていった。 相変わらず興味の対象はA君一択で、A君の両親と私は頭を抱える日々を送っていた。 A君と一緒の高校に行きたい長男と、離れたいA君親子。…
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