私の夫は普通ですか?

結婚して幸せなはずの結婚生活が…異星人の夫に悩む妻のブログ

霊能者さんと言っていいのか。 普段はお花屋さんをしている、修行された方がいて、友達の紹介で何度かみてもらった事があった。 私は子供が出来ても流れやすく3回、流産していたので、その子たちの供養の仕方も教えてもらっていた。 霊能者さんにウチに来て…

その頃の私は信じていた。 子供達が育った懐かしい場所に帰ったら、きっとまた昔のあの子に戻ってくれると。 東京に転校した頃は戻りたいと何度も言っていたのに、あんなに切望していた幼なじみ達のいる学校に戻ったのに長男のサボり癖は治らなかった。 元い…

A君がウチで一時間くらい待っていたが、長男は連絡しても通じず、帰っても来なかった。 あの人に探しに行ってもらい、私とA君と少しの間待っていたが、A君のお父さんから帰っくるように言われて帰っていった。 私はぐったりと疲れ、長男が戻るのを待った。 …

夏休みも終盤に差しかかり、転校まであと一週間となったある日、事件が起こった。 私は荷造りと手続きに追われ慌しい日々を送っていた。 ここ数日 長男はA君の事を忘れてしまったかのようにA君宅に近づかなくなっていた。 他の友達と遊んでるようで東京最後…

中学3年になった長男は勉強もせず、塾もサボりまくりで当然成績は低空飛行だったが、進学を考える時期になっていった。 相変わらず興味の対象はA君一択で、A君の両親と私は頭を抱える日々を送っていた。 A君と一緒の高校に行きたい長男と、離れたいA君親子。…

父親から注意をされない長男は、家で暴力を振るっても止める人がいない為どんどん横暴になっていった。 長男にとって父親が代表取締役をしているという事が、まるで自分のステイタスのように自慢であるようで友達に自慢していたようだ。 それは自分に自慢す…

中学三年生という受験を控えた時期だというのに長男は勉強を全くしなくなっていき、成績は急降下していった。 本人はさして気にして無いようであったが私はヤキモキする日が続いていた。 塾の先生からは地頭は良いのに勿体ないと本人に言ってくれていたよう…

A君のお父さんが長男の胸ぐらを掴んで怒ってからも、全く変わらずA君への執着を続ける長男に、私もA君のご両親も頭を抱えている日々が続いた。 相変わらずA君の家まで行ってはA君のお母さんに追い返されてを繰り返していた。 私が何を言っても無駄だった。 …

路上で長男とA君のお父さんが揉めた日の夜、夕食が終わった後くらいにA君のお父さんから電話があった。 その頃、ほぼ毎日お母さんから長男の素行に対する報告を受けていたので私の携帯にはA君宅からの着信履歴がズラっと並んでいたが お父さんと直接話すのは…

A君のお母さんは長男を説得しようとしたがあまりに聞き入れない為、すっかり長男を受け入れなくなっていった。 当たり前だが長男がA君の周りにいる事自体を嫌がった。 そして長男もA君のお母さんに敵意を向けるようになっていったようだ。 ある時A君の帰宅を…

A君のお母さんから注意されたにも関わらず長男はしつこくA君に付き纏った。 A君は長男を避けるように帰宅していくのだが、長男はそんなA君を追ってA君の住むマンションまで毎日のように行っていたようだ。 最初の頃はA君のご家族も長男を自宅に上げて、A君の…

長男の同級生の男の子は(仮にA君としておこう)1週間学校を休んで再び登校を始めた。 病み上がりだから寄り道せずに真っ直ぐに帰宅させるようにA君のお母さんに言われ長男にそう伝えた。 長男はハイハイと聞き流すように答えて真剣に聞いてはくれなかった。…

中学三年生になって休む事が少なくなってきた長男に、私はようやく落ち着いてきたのかとホッとしていた。 そんなある日、突然長男と同じクラスの子のお母さんからメールが来た。 その子は同じ部活の大人しい男の子で、三年生になって同じクラスになった事で …

中学2年生という多感な時期に転校したのがいけなかったのか、夏休み明けには不登校となった長男が家で暴れるのを私はどうしたらいいか分からなかなっていった。 気にいらない事があると暴れて壁や椅子を壊したり時には人にも手を出して、荒れ狂う長男を止め…

東京での生活は私達親子の生活を一変させた。 中学2年生だった長男は特に別人のようになってしまった。 あんなに繊細で気が小さく真面目だったのに、真逆の…まるでチンピラのようになっていった。 外では相変わらず大人しい感じだったようだったが、家で気…

夜中の工場は3年ほどで辞めた。 赤ちゃんだった次男は幼稚園になり、私も随分楽になっていた。 その頃の夫婦間の軋轢が埋まることはなかったが、幸いあの人は週に半分もいなかったので、私は息子達と楽しく過ごすことができていた。 やがて長男が中学生にな…

すれ違っていく私達夫婦ではあったが表向き幸せに見えていただろう。 天使のような外見の長男に可愛いヤンチャな次男。 あの人は家庭に目を向けず仕事に打ち込んでいたおかげで順調に出世していった。 おまけにアスペルガーの特徴で極めて外面が良く、私が何…

嵐のような中で

夜中の工場で働き始めた私は昼間に1歳の次男を見ながら、夜中の12時過ぎから朝方6時まで工場で働いた。 昼間は次男の世話プラス家事プラス長男のママ友との付き合いもこなしていた。 この頃の私の睡眠時間は2時間から3時間くらい。 身体はボロボロで常にフ…

子育て

下の子も生まれて目まぐるしく日々が過ぎていった。 子育てが辛いというママ友もいたが、私は子供達と過ごす時間が幸せだった。 神経質な上の子と違って、下の子はノビノビとワンパクに育ってくれて親としては安心していた。 相変わらず上の子のひ弱な感じが…

天使のような子

とにかくウチの子は可愛いかった。 ハーフですか?といつも聞かれていかにも純日本人な親2人は苦笑いしていた。 どこか悪魔的な可愛いさがあったように思う 癖になるというか 会わずにいられないというか スーパーのおばちゃんのアイドルで、笑顔で貢物をも…

出産

結局、目をつぶってしまった私は 一見何事もなかったかのような日々を過ごしていた。 生まれてきた子どもは天使のように可愛い子で。 私は勿論、周りの大人達は皆 夢中になった。 あの人の両親は午前、午後と分かれて来たし。 毎日、休む事なく孫の顔を見に…

夢の続き

さて、続きを。 あの人のビジネスバッグから出てきたモノ。 それは、生理用ナプキンだった。 しかも経血が付いた。 見るもおぞましいモノ。 ビニール袋の中にティッシュに包まれたナプキン。 私の頭はショートした。 色々な考えが巡ったよ 浮気相手と旅行に…

夢を見た。 自分の声で目が覚めた。 私がずっと言いたかった事を叫んで起きた。 夢ってすごいね。 本当にリアルな感覚が味わえる。 本当に言ってるみたいだった。 なんかわかんないけど、あの人の親戚が揃ってる夢で。 その人達に向かってあの人の事を大きい…

親戚の結婚式にて

ある日の事、私達はあの人の従兄弟の結婚式に夫婦で呼ばれた。 結婚式に着て行く服を新調しようと、一緒に買い物に行った。 自分ではあまり着ないような服を、これが良いんじゃない?と言われて買ってみた。 白と黒のチェックのスーツ。 ラメが入っていて ま…

プロポーズ?

同棲して2年ほど経ったある日、あの人が言った。 「結婚するか別れるかどっちか選んで」 これが、多分プロポーズ?だろう その時 私は21歳。 まだまだ結婚なんて先だと思ってたし、喧嘩も多くて不安もあった。 何より、何それ?! なんでそんな言い方? 一生…

同棲編

喧嘩をしながらも私達は何とか続いた。 これも、私の忍耐ゆえだと思っている。 あの人は自分はしごくマトモだと思っているようだが、気づいていないだけなんだ。 その頃は、まだ発達障害とか今ほど認知されてなかったので ただの気難しい人だと思っていたけ…

同棲編

私達はよく喧嘩をした。 本当にくだらない事。 メロンパンとアンパンどっちが食べたいとか。 日曜に掃除機をかけるなと言われたとか(ムチャクチャやろ、共稼ぎなんじゃ) もう本当に些細な、些細すぎて覚えてもないような事ばかり。 そして、体を張った闘い…

同棲により…

交際後まもなく私達は一緒に暮らし始めた。 甘く楽しい同棲生活を夢見ていた私は、ここで現実を知る事となる。 最初は楽しかった。 2人で少しずつ家具を集めて、一緒に夕飯の買い物をした。 夜は遅くまで起きて彼の為に夕飯を温めたり、たまにはお酒を飲んだ…

出会い編

後輩の意外な告白に少々戸惑ったが、既にOKの返事をしてしまったからには後には引けない。 私はあの人と付き合いだした。 初めてのお付き合い。 女子校だったし、周りは女の子ばかりだったから、男の人と2人だけで遊ぶなんて、気を使うだけだろうと今でいう…

離婚までの道 出会い編

これは、私の離婚までの道の記録として 私が辿ってきた人生をここに記していこうと決意した、いわば備忘録である。 私はまだ離婚には至っていないがもう時間の問題である。 現在は別居中であるという状況であるが。 私があの人と知り合ってかれこれ30年以上…